人は見た目が9割

かなり昔にはなりますが「人は見た目が9割」という本がヒットしました。(竹内一郎著:新潮社刊)
これはアメリカの産業心理学者であるアルバート・メラビアンが提唱した概念「メラビアンの法則」を、著者が自身の仕事などを通じて実証するといった内容の本です。

メラビアンの法則とは、話し手が聞き手に与える影響について、「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」それぞれの観点から数値化したもので、情報の影響力は以下の割合であるというものです。
視覚情報(Visual)…55%
聴覚情報(Vocal)…38%
言語情報(Verbal)…7%

「人は見た目が9割」といわれるのは、「非言語コミュニケーション」にあたる「視覚情報」「聴覚情報」が93%を占めているからです。
「メラビアンの法則」誕生後、この法則が一人歩きし、実験の前提を無視して語られる事によって「言葉よりも見た目が大事」というような議論の根拠に使われるようになりました。つまり「過大解釈」されるようになったという事です。
しかし、メラビアンの法則はあくまで特殊な状況下で実施された実験から得られた数値です。そのため、必ずしも「言葉より見た目が重要」とは言いきれないという事、そして「視覚情報」「聴覚情報」「言語情報」の全てが同じ方向を向いている事が重要だという事を知っておくべきでしょう。

と、むずかしいことは置いといてぇ~。。。

【 人は、その制服どおりの人間になる。】
これは私が「名言エンペラー」と勝手に呼んでいる、かの有名な皇帝・ナポレオンが残した有名な言葉の1つです。
彼は皇帝即位後も大佐服を着て、自ら陣頭指揮を執る事を兵に示しました。
服が、人の意識に訴えかける影響は大きく、また自らの言動も変わる事を彼は分かっていたのでしょう。
意識を変えようとしても、簡単に変えることができるものではありません。
それよりも、環境を変えるほうが、結果として人は変わると言われています。
ナポレオンのこの言葉は、まさにそれを表しています。
服は、自分で”簡単に”変えることができる環境のひとつ。

ビジネスシーンでスーツを着て活躍している自分や洋服を着てデートしている時の自分をイメージしてみて下さい。
服は、人の心理に様々な影響を及ぼします。
あなたがどんな人間なのか相手に伝わっていますか?
着ている服は、自分に馴染んでいますか?

人の第一印象は3~5秒で決まると言われています。
※7秒・15秒・30秒など諸説あります。
また、先にもずっと影響を与える第一印象は「4分」で決まるそうです。

見た目の印象と、話し方、声などが第一印象を決める要素なのです。
決して難しいことではないと思われますが、みなさんはどのようにお考えでしょうか。

相手に抱いて欲しい信頼感、安心感、清潔感などを表現できていますか?

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