言霊

人材開発部の山下賢二です。

言霊というのは、発した言葉が音としてだけではなく、その言葉が魂をもち、その言葉のきっかけで現実に何かしらの影響を与えるというものです。

しかし科学的根拠などもなく、こういった言霊を信じてしまう人はスピリチュアルな人という目で見られる事も多いですが、現実に言葉が体などに与える影響というのはかなり大きいのです。

言い方を変えましょうか。
人間の脳とは、それぐらい「勘違いしやすい」ということなのです。

みなさん「プラシーボ効果」というものを聴かれたことがあると思います。
例えば、お医者さんから
「この薬を飲めば、頭痛が消えます」と言って渡された薬を飲んで頭痛が消えたとします。(ちなみにその薬に鎮痛効果はありません)
この場合、渡された偽薬が「プラシーボ」であり、頭痛が消えたという効果が「プラシーボ効果」ということになります。

これは実際に科学研究によって証明されているんです。

話が逸れてしまいましたが、それぐらい脳は騙されやすいものであるということです。
実は、人の言葉の記憶というのは結構曖昧なもので、その言葉の意味、単語だけで脳に登録されるのです。

だからこそ、常日頃から
「良い言葉を口にする」ことを心掛けるべきなのです。

では具体的にどのようなものがあるか例を挙げてみましょう。
・ポジティブな言葉
 疲れた時に、疲れたという言葉を使わずに、
 「今日も頑張った」というポジティブな言葉に変える。
 それだけで、脳では「疲れた」というネガティブな言葉
 ではなく、「頑張った」というポジティブな意味で認識
 されます。
・人を喜ばせる言葉
 相手が喜ぶ言葉、つまり「人を褒める言葉」です。
 例えば、「魅力的」や「才能がある」、などと人の事を
 褒める際、脳には「魅力的」「才能がある」という言葉
 だけが認識され、
 人に言ったものでも自分の脳内では自分が「魅力的」
 であり「才能がある」と認識されるのです。
 そのため、人を褒めれば褒めた分だけ、自分にもその
 言葉の作用が働くようになっています。
・感謝の言葉
 感謝の言葉と言えば誰もが一度は必ず使った事がある
 であろう「ありがとう」という言葉。
 この言葉は人から言われると誰しもが喜ぶ言葉ですよね。
 この感謝の言葉も、人を褒める言葉と同じで
 「ありがとう」も人が自分に言ってくれる「ありがとう」、
 自分が人に伝える「ありがとう」がありますが、
 どちらにしても自分の脳の中では同じ効果を持ちます。
 人に「ありがとう」と伝えて自分が気持ちよく感じるのは
 そのせいです。

いかがですか?
ネガティブな言葉も少し見方を変えて言い回しを変えるだけで
ポジティブな言葉へと変わるのです。
「何時間も残業させられた」ではなく、
「何時間も仕事を頑張った」に変える事でポジティブな言葉に
変わるのです。

誰だって落ち込んでいる時はネガティブな言葉を発してしまうものですが、自分を騙すかの様に言葉を発する事で、本当に脳が騙されてくれます。
騙されたと思って一度試してみてください。

言葉を発するだけで全ての物事がうまくいけばそんな簡単な事はないですが、自分の中でその言葉をしっかりと信じる事が大切なのです。

言霊を信じる信じないはどちらでもよいのです(笑)

普段から「良い言葉」を発することができるように意識
することから始めてみてはいかがでしょうか。

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