異次元

人材開発部の山下賢二です。

皆さんは”Project EXCEED”という取り組みをご存じですか?
これは、2020年の東京オリンピックに向けて、日本陸上界全体の盛り上がりや選手の能力の底上げ・スター選手の排出を目的として日本実業団陸上競技連合が主催しているもので、日本マラソン界においては既に、2月に設楽悠太選手、10月に大迫傑選手が日本新記録を出して、それぞれが賞金1億円をゲットしました。

素晴らしいことですよねぇ~☆

ところがです!!

今年のベルリンマラソンで、エリウド・キプチョゲが世界新記録を出しているのですが、どんな記録かご存知ですか?

2時間1分39秒。

まさに【異次元】の記録です。

10月に大迫選手が記録した日本新記録が2時間5分50秒。
この記録も確かに凄いんですけどね!!

この約4分の差は、とてつもなく「デカい」です。

余談になりますが、私が中学時代に陸上部で頑張っていた時にマラソンの世界記録保持者として「すごいなぁ」と感じていたのはデンシモでした。
ベライン・デンシモは、1988年のロッテルダムマラソンで史上初めて2時間7分の壁を破る2時間6分50秒の世界新記録を出しました。実は、それ以降なんと1998年までその記録が更新されることはなかったんです。

たしかに、日本人がその記録を1分も更新したと考えればとてもすごいことなのですが。。。
キプチョゲの記録は2時間1分台・・・

ちなみに。
キプチョゲは、「フルマラソンで2時間を切る」ことを目標に、5年前からナイキが行っているプロジェクト「Breaking2」に参戦しているひとりで、昨年5月にF1ファンにおなじみのイタリア・モンツァのサーキットで行われたトライアルに参加しています。

F1が行われるような周回コースを用い、複数のペースメーカーが交代でつけられたり、特殊な給水方法を実施したりと、公認条件下ではなかったため公式記録としては認定されなかったものの、キプチョゲは当時の世界記録を大きく上回る2時間00分25秒で42.195kmを走破しています。

トライアルが行われた時点でのキプチョゲのマラソンのベスト記録は2時間3分5秒。
それが今回、実際のマラソンで2時間1分台が出てしまったので、人類がマラソンで2時間を切る日はそう遠くないような気がしてきました。。。

キプチョゲ本人は、2時間を切ることは可能だと断言しています。

【こんなランナーに敵うはずがない】と絶望するのか。
はたまた、
【いつかはこの記録までたどりついてやる】と一歩ずつ歩を進めるのか。

後者のような考えを持つ日本人選手が、1人でも多くいることを願いたいものですね♪

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