イクボス

人材開発部の山下賢二です。

組織と人を育て生かすことを担う役割
通称「イクボス」?(笑) だそうです(笑)

これから必要とされる管理職は「軍隊の隊長」といった権威の象徴ではなく、組織と人を育て生かすことを担う役割「イクボス」なんだとか。

だからこそ今、管理職者には「人間力」が必要とされているのです。

ある調査で、社内における「人間力リーダー」は「少ない」と答える人が多く、自身の人間力について問われると「分からない」と答える人が非常に多いそうです。
注目すべきは、これまでに「人間力リーダー」に出会ってきたかどうかに関しては「3人以上出会った」もしくは「1~2人出会った」と、ほとんどの人が回答するそうです。

つまり、社内には「人間力リーダー」が少ないものの、誰もが必ず出会う機会を持っているということを意味しています。
そして、自分自身の人間力については、あるのかどうなのかあまり分かっていない。
では一体「人間力」とは何なのでしょうか。

人間力とは生まれながらのものではなく、後天的に培われて磨かれていくもの。
単語を分解してみると分かりやすくなります。

人間力 ⇒ 「人」の「間」の力。

つまり社会性、対人関係において発揮されるもので、「心を使う力」「心配り」です。
心の知性という意味で「EQ( Emotional Intelligence Quotient)」と呼ばれたりしています。

私たちは誰しも「心」を持っています。
喜怒哀楽は、私たちの心の働きです。
人間力とは、この「心」を使う力です。
ですから、人間力が無い人はいません。
「心」が動かない人間はいないはずです。

しかし、この「心」をうまく使えているかどうか?
プライベートで家族や友人に対して使えている人は多いはずです。

ところが現代では、それを会社をはじめとした社会生活において
しっかり使えているかどうかが求められています。

かつて、管理職が「軍隊の隊長」だった頃は、企業で「人間力=心を使う力」は求められていませんでした。必要なかったのです。
なぜなら、自分の心に蓋をして、頭を使ったテクニックとスキルで、兵隊を動かせばよかったからです。
ですから、管理職者に「人間力」は必要とされなかったのです。
むしろ、どちらかといえば感情を持ち込んではいけなかった。

しかし今、企業や組織の中で兵隊の意識を持って働いている人はほとんどいません。
皆、いきいきと働くことを望んでいます。

つまり「人間力リーダー」とは「心」を大切にし、周りへの「心配り」がしっかりできるリーダーのことです。
ただし、単に気配りするのではなく、
「自他の心を大切にしているかどうか」が問われます。
自分のモチベーションを大切にコントロールしつつ、チームメンバーのモチベーションを大切にしてサポートができる。
自分自身がいきいきと働き、部下やメンバーがいきいき働くことを応援できる。
これこそが「人間力をうまく発揮できている」リーダーなのです。

「人間力」は一度身につけたら大丈夫という「資格」ではありません。
常に磨き続けることが重要です。
「心を磨き続けながら働き、働きながら心を磨く」ことが人間力を持続させるポイントです。

私自身も「人間力リーダー」であり続けるために、日頃から自己研鑚を怠ることがないよう常に心掛けたいと思います。

ただ、最近やたらと「悪用」されている
「ワークライフバランス」という言葉。
私はあまり好きではありませんが。

いつの時代でも「気合と根性」は必要だと私は思いますし。
それを社会的に都合がいい
「モチベーション」という耳障りの良い言葉に置き換えられているだけだと私は考えています。

また、この投稿をご覧いただいたことによって、皆さんがご自身の人間力や会社の管理職者の人間力を見つめなおす機会になればいいなぁと思います。

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